小中学生に読ませたい「戦争・平和・ニュース・地政学」がわかる本20選|今の世界を考える力が育つ

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最近のニュースを見ていると、戦争や世界情勢の話題が増えました。
子どもから「これってなに?」「どうしてケンカしているの?」と聞かれて、どう説明したらいいのか迷った経験がある方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、いきなり難しい解説をする必要はありません。
子ども向けに書かれた本には、戦争や平和、ニュースや世界のしくみを、年齢に合わせて、無理なく伝えてくれるものがたくさんあります。

このページでは、「戦争」「平和」「ニュース」「地政学」をやさしく学べる本を20冊選びました。

重たい話題だからこそ、一人で考えさせるのではなく、本をきっかけに、親子で少し話してみる
そんな入り口として使っていただけたらうれしいです。

目次

戦争を知る

①『せんそうがやってきた日』

戦争がやってきた日、窓辺には花が咲き、お父さんは弟に子もり歌をうたっていた。午前中の授業で、火山のことを勉強した。おたまじゃくしの歌をうたった。鳥の絵をかいた。そして、ランチタイムのすぐあとに戦争がやってきた。
日常に突如襲いかかり、すべてを破壊し、心の中にまで入り込んでどこまでもつきまとう戦争。その戦争を振り払ってくれたのは、子どもたちの優しさに根ざした行動でした。
2016年春、イギリスで、3000人の孤児の難民の受け入れが拒否され、同じ頃、座るイスがないという理由で難民の女の子が学校への入学を断られました。そのことを聞いて作者が書いた詩が、この絵本の元になっています。この詩がウェブに掲載されると、#3000chairsというハッシュタグをつけた椅子の様々な絵が、世界中からツイッターに投稿されました。椅子は、教育を受ける機会のない子どもたちとの連帯のシンボルになったのです。

すずき出版

②『せんそうがおわるまで、あと2分』

ジュールとジムは、同じ日に同じ村で生まれた幼なじみ。
ジュールより2分早く生まれたジムは、いつもジュールより速く、強く生きてきました。
第一次世界大戦がはじまり、2人は兵隊に行きます。
しかし戦場は壮大で輝かしいものではなく、泥まみれでみじめなものでした。
いよいよ戦争をおわらせることは決まりましたが、11月11日11時、その時までジュールとジムは戦場へ出向くことを命じられます。そしてーー
実際の出来事から着想を得て作られた、シンプルなメッセージが深く心に残る絵本です。

楽天

③『へいわとせんそう』

「へいわのボク」と「せんそうのボク」では、なにが変わるのだろう。同じ人やもの、場所を見開きごとに比べると違いが見えてくる。いま、子どもにも大人にも伝えたいメッセージ。

ブロンズ新社

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④『新・戦争のつくりかた』

2004年に発売され、新聞、雑誌、テレビやネットで大きな話題となった『戦争のつくりかた』。戦争をしないと決めた国・日本が、戦争のできる国になっていく道筋を、やさしい言葉で描いた絵本でした。

あれから10年。あの小さな絵本は予言の書だったのでは、とささやかれ始めた話題作に、この間の新しい資料、自衛隊の派遣先地図、日本国憲法ができてからの関連年表を加え、イラストも新たに描き下ろした新装版が、ここに完成!

子どもから大人まですべての人に読んでほしい一冊です。

マガジンハウス

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⑤『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 15 戦争、そして現代へ 昭和時代~平成』

日独伊三国同盟を結んだ日本は、真珠湾を奇襲攻撃し、アメリカとの戦争に突入します。
世界最大の工業国アメリカの実力は圧倒的で、日本軍はしだいに劣勢に立たされ、
原子爆弾を落とされた日本は、ついに無条件降伏を受け入れます。
日本は、連合国軍の支配を受け、戦争放棄を明記した平和憲法を制定します。
講和条約を結んで独立した日本は、高度経済成長の時代に入り、経済大国への道を歩みはじめます。

カドスト

⑥『まんが人物伝 アンネ・フランク 日記で平和を願った少女』

幼いころから好奇心おうせいなアンネ。しかし戦争などによって楽しい生活が一変、隠れ家にこもることに…。つらい日々でも希望を失わず、日記を書きつづけたアンネは、やがてジャーナリストになるという夢をもつ。その日記に遺されたアンネの願いとは!? 

『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どのように困難に立ち向かったかをえがいた伝記まんがの決定版!

カドスト

⑦『犬と戦争 がれきの町に取り残されたサーシャ』

ぼく、子犬のサーシャ。
ヨーロッパの国・ウクライナの首都キーウで、飼い主のソフィアと幸せに暮らしていたら、とつぜん戦争が始まった。
急いでとなりの国に避難する途中、ソフィアとはぐれて、ひとりぼっちになっちゃった…。
でも、もう一度、大好きなソフィアに会いたい!!
そう思って、寒くておなかがすいても、ケガをしてもあきらめずにがれきの町をさまよっていたぼくめがけて、ミサイルが落ちてきてーー。
これは、戦争の中に取り残された子犬の小さな命と、危険な戦地で命をかけて小さな命を救い続ける人間たちの本当にあった、希望と感動の物語です。

角川つばさ文庫

⑧『ガザ 戦争しか知らないこどもたち』

2014年7月から始まった、イスラエルによるガザ侵攻。この本は、その戦争中の8月6日から8日までと8月11日、そして、停戦後の9月9日から11日までガザに入った著者が「戦争しか知らないこどもたち」を、自らのiPhoneで撮影し、レポートした。
普通の暮らしを求める一般市民への共感に満ちた著者のまなざしが、悲惨な戦禍にあっても希望を失わず、子どもたちのために、平和へと歩みだそうとするガザの人びとを、力強く描き出す。

ポプラ社

平和を考える

⑨『戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦』

戦争中の最前線で、戦争をやめた兵士たちの真実のドラマ !

1914年、第一次世界大戦が始まった。ドイツ、オーストリアなどの同盟国軍とイギリス、日本などの連合国軍との戦いだ。
戦渦のクリスマスイブの夜、戦場に銃声の代わりに「クリスマスキャロル」の歌声が流れるという「奇跡」が起こる。

戦争を始める人もいれば戦争をやめる人もいる。人に対する想像力と行動する勇気の大切さを描き、どうすれば戦争をしない人になるのか、その答えがこの絵本にある。

作者が絵本の最後の絵を描いていた2022年2月25日、ロシアがウクライナに侵攻を始めるという、運命的な絵本となった。これからの未来をどう生きるべきか、戦争が現実に起こっている今だからこそ読みたい絵本。

あすなろ書房

⑩『僕らは戦争を知らない 世界中の不条理をなくすためにキミができること』

戦争が身近になった今、すべての人に読んでほしい一冊

ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの戦闘、北朝鮮の核・ミサイル開発――日本に住む子どもたちにとっても、戦争は当事者として直接的・間接的に直面する課題にほかなりません。そこで本書では、ウクライナ戦争を例にとり、なぜ戦争が起こるのか、戦争を起こした国は憎まれ続けるべきかなどのテーマを、やさしい言葉と図解を用いて解説します。

学研

⑪『大地をうるおし平和につくした医師 中村哲物語』

中村哲先生は医者です。アフガニスタンで内戦や干ばつで苦しむ多くの人々を救うためには医療だけでは限界があることを痛感し、水路を作り土地を潤し農作物を蘇らせた人物です。凶弾に倒れてしまった今、益々先生の生き方が多くの人々に感動を与えています。

汐文社

⑫『SDGsで見る現代の戦争 知って 調べて 考える』

1945年に太平洋戦争に敗れてから、日本は戦争をしていません。しかし、世界では絶えず戦争、紛争、武力衝突、テロなどが繰り返され続け、多くの人が亡くなり、傷つき、故郷を失っています。

そうした戦争の原因は何か?  地球環境や経済の悪化や人口の増加、水や食糧、天然資源をめぐる対立、農地や居住地をめぐる争い、歴史的な対立など多くを挙げることができますが、そうした問題を解決するためにSDGsを役立てることができるのです。

SDGsは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」という英語の略です。「このままでは地球を次世代に受け継ぐことはできない」という危機感のもとに、2015年9月に国連で採択された、2030年までにより良い未来をつくるために決まった17個の目標です。

SDGsの達成の大きな障害のひとつが戦争です。同時に、SDGsの目標に含まれる経済の安定や教育の充実、医療の拡充などを達成すれば、人々の生活はより良くなり、戦争の発生を抑え、予防することにもつながります。

学研

⑬『世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか』

少年達の未来を信じたい!
地雷で脚を失ったアデム、ゲリラに誘拐され兵士にされたターティ、目の前で友達を殺されたアブドゥヌール……。明日をも知れぬ毎日ですが、それでもみな、一日一日を懸命に生きています。

どうして同じ人間が憎み合ったり殺し合ったりするのか、なぜ戦争がおこってしまうのか、平和のためにはどうしたらよいのか、親子で、友だち同士で話し合うきっかけになる一冊です。

講談社

⑭『声に出して読みたい 小中学生にもわかる日本国憲法』

斉藤先生が、若者に知ってほしい憲法をセレクト。条文をフリップとイラストでわかりやすく解説します。憲法の力を実感できる本。

「日本人全員が憲法の関係者だ」と齋藤先生。9条、基本的人権、改正の手続きなど、これから生きていく若者に大切なものを選び、条文を要約したフリップとイラストで展開。

岩崎書店

ニュースがわかるようになる

⑮『まんがでよくわかる! ニュースのことば』

話題のことばをまんがでわかりやすく解説!
『まんがでよくわかる! ニュースのことば』は、そんなことばが毎回6ページのまんがと2ページの解説でわかりやすく紹介されています。そのことばの意味や社会的背景、そして今後の展望までコンパクトにまとめられているので、1つのテーマを10分程度でしっかりと理解することができます。今話題の「アーバンベア」や「生成AI」など、全18のテーマを収録しています!

「ニュースのことば」を調査するのは2075年からやってきた「PIT」のメンバー!
「ニュースのことば」を調査するのは、2075年からやってきた「PIT(過去調査チーム)」のメンバーたち。地球環境が悪化した未来の小学生たちが、2025年にタイムスリップ! ニュースのことばを通じて、日本や世界のさまざまな疑問や課題を調査していきます。そして、そこからよりよい未来に変えるための行動につなげていくのです。

学研

楽天ブックス
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⑯『知って話そうニュースの言葉 ~5分でわかる重要ワード~』

「政治や社会問題の言葉って難しいし、興味が持てない」

「SDGs」や「ヘイトスピーチ」、「iPS細胞」に「TPP」などなど……テレビや新聞やネットで見たり聞いたりする、知っているようで詳しい意味はわからない言葉。そんなニュースの言葉を本書ではわかりやすく、誰でも理解できるように解説。身近な事柄として用語を説明しているので、興味も抱きやすい!

えほんの杜

地政学で世界を見る

⑰『地政学でわかるわたしたちの世界 12の地図が語る国際情勢』

私たちの住む土地が、世界中の戦争や政治、社会のあり方に影響を与えていることに着目し、12枚の地図を提示して、それぞれの国の歴史や政治を読み解く絵本形式の本です。豊富なイラストと詳細な解説で、「なぜ貧しい国と富める国があるのか?」「なぜ人間は戦争をするのか?」「なぜアメリカ合衆国は強いのか?」……など、さまざまな国際情勢に迫ります。

評論社

⑱『教えて! 池上彰さん どうして戦争はなくならないの? 地政学で見る世界』

国と国との関係を知ることは「なぜ戦争はなくならないのか」を考える第一歩です。なぜなら国と国との関係が良ければ戦争などは起きないからです。各国の地理的な条件ーー例えばその国がどこにあるのか、海に面しているのか、どのような地形が多いかなどが、国同士の関係に影響します。「国と国との関係を各国の地理的条件をもとに考える学問」=地政学をもとに、世界の国々の関係を見ていきましょう。

小峰書店

⑲『ドラえもん社会ワールド 世界がわかる地政学』

「地政学」とは、世界の複雑な力関係を、地理と政治の側面からすっきり読み解く学問。

日本や世界の国々は、島国なのか、内陸国なのか、大陸なのか、地理的な条件によって、生き残る戦略が異なります。
本書では、地政学の基本的な考え方や世界各国がどのようにふるまっているのかを紹介します。

地政学を知ると、世界情勢のニュースなどへの理解度がグンと深まります。
また、大局的に物事をとらえる視点が身につき、不利な環境下でどう生き延びるかのヒントが得られます。
現代の不透明な世界情勢を中立に理解する一冊です。

小学館

⑳『こども地政学 なぜ地政学が必要なのかがわかる本』

これからの日本はどうなるのか。世界の動きが見えてくる!

国の動きは地理的な環境、隣国との関係に常に影響されます。
地政学とは、地理、歴史、資源…などが、国々の関係にどのような影響をおよぼすのか、それが平和と安定をどのように脅かすのか、といったことを分析する学問です。

本書は、未来を生きる子どもたちが、グローバル化時代の世界において必要とされる知識、感覚、“国際情勢を正しく読み解くチカラ”を育むための入口となる一冊を目指しています。また本のつくりとして、親子が会話をするきっかけとなるような、家庭内コミュニケーションを推進する本となることを心がけながら編集しています。

KANZEN

まとめ

戦争や世界のニュースは、つい大人でも目をそらしたくなる話題です。
だからこそ、子どもにどう伝えるか、悩んでしまいますよね。

今回ご紹介した本は、子どもの目線で「知る」「考える」ことができるよう工夫されたものばかりです。
物語として読める本、まんがで理解できる本、今のニュースにつながる解説書など、入り口もさまざまです。

すべてを一度に理解する必要はありません。
気になった一冊を読んだあとに、「どう思った?」「気になったところあった?」とほんの一言声をかけるだけでも十分です。

正解を教えることよりも、世界の出来事を「自分ごと」として感じる経験が、これからニュースに向き合う力や、考える力につながっていきます。

お子さんの年齢や関心に合わせて、ぜひこの中から今の一冊を見つけてみてください。

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