角川つばさ文庫で読める「日本の名作」10選

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「名作文学は難しそう…」と思っていませんか?
角川つばさ文庫なら漢字にふりがなも付いていて、イラストもかわいく子どもでも読みやすく工夫されています。日本を代表する文学や童話が、楽しく、わかりやすく手に取れるのが魅力です。

本棚にそっと混ぜておけば、子どもたちは知らず知らずのうちに日本の名作に触れることができるはずです。

1. 『坊っちゃん』(夏目漱石)

正義感が強く曲がったことが大嫌いな「坊っちゃん」が、四国の中学校で教師として奮闘する物語。痛快でユーモラスな展開は、今読んでも新鮮です。

いたずらっ子で無鉄砲。そんな坊っちゃんがなんと中学校の先生に!? 赴任した松山の中学校は東京とは大ちがい。バッタ事件からはじまる坊っちゃんのドタバタ教師生活はいったいどうなってしまうのか?

角川つばさ文庫

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2. 『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治)

ジョバンニとカムパネルラが銀河を旅する幻想的な物語。友情と死生観をテーマにした奥深い作品ですが、やさしい文章で心に響きます。

ジョバンニは、カンパネルラと銀河鉄道の旅へ! タイトルの「銀河鉄道の夜」の他、「グスコーブドリの伝記」「雨ニモマケズ」「ふたごの星」「よだかの星」を収録。宮沢賢治の傑作を集めた童話集。

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3. 『竹取物語 かぐや姫のおはなし』

日本最古の物語といわれる「竹取物語」。

竹のなかでみつかった女の子、かぐや姫はとても美しく育ちました。そんな姫をひとめ見ようと、たくさんの人がやってきます。けれど姫は知らんぷり。熱心に求婚する5人の貴人たちにも、それぞれにむずかしいお願いをして追いはらってしまいます。とうとう、うわさを聞いたミカドまでもが訪ねてきて・・・・・・!?
日本でいちばん長く愛されている物語を、星新一がひもときます。「竹取物語」原文も掲載。

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4. 『山月記・李陵』(中島敦 名作選)

自尊心と挫折の中で虎になってしまった李徴の物語「山月記」や、中国史を題材にした「李陵」を収録。中学生にぜひ読んでほしい深いテーマの名作です。

草むらの中から突然あらわれた、一頭の虎。なんと、人間の言葉を話しだした!
その正体は、驚きの人物で……。「彼」は、なぜ虎になってしまったのか!?(「山月記」)
文豪・中島 敦の、教科書にものっている名作を、分かりやすい言葉に改めて、2作収録。

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5. 『注文の多い料理店/セロひきのゴーシュ』(宮沢賢治)

不思議なレストランでの出来事や、音楽に励まされる青年の成長を描いたお話など。宮沢賢治の童話は短くても味わい深く、子どもに人気があります。

「注文の多い料理店」「セロひきのゴーシュ」「雪渡り」「やまなし」「オツベルと象」「なめとこ山の熊」「どんぐりと山ねこ」など代表作による決定版。あまんきみこ解説、人気画家たちもとみちこの素敵な挿絵!

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6. 『風の又三郎』(宮沢賢治)

不思議な転校生「又三郎」と子どもたちの交流を描く物語。自然や風景描写が美しく、読みながら東北の風を感じられるような作品です。

風の強い日にやってきたふしぎな転校生・高田三郎。赤い髪をした三郎は、みんなに風の神の子、風の又三郎とよばれるようになる。そして学校の友だちと山へ遊びにいく又三郎だけれど!? 日本でいちばん愛されている童話作家・宮沢賢治の代表作「風の又三郎」のほか、「祭の晩」「北守将軍と三人兄弟の医者」「貝の火」「虔十公園林」が入った心あたたまる名作集!

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7. 『くもの糸・杜子春』(芥川龍之介作品集)

極楽へ行こうとする男の物語「くもの糸」、人間の生き方を試される「杜子春」など、短いながら考えさせられる名作ばかり。読書感想文にもおすすめです。

大どろぼうのカンダタは、くもの糸をたぐって地獄から極楽へのぼっていこうとするけれど!? 文豪・芥川龍之介の教科書でおなじみの作品を収録。

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8. 『ごんぎつね・てぶくろを買いに』(新美南吉)

人間と動物の交流を描いた、心温まる童話。特に「ごんぎつね」は学校教材としても有名で、子どもたちの心に寄り添う優しい物語です。

ごんぎつねは、いつもいたずらばかりの嫌われもの。兵十の釣りをジャマしてみた次の日、村の様子がいつもとちがっていて…。「手ぶくろをかいに」「おじいさんのランプ」など、感動の名作が入った短編集!

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9. 『走れメロス(太宰治 名作選)』

友情と信頼を描いた不朽の名作。メロスが親友を救うために走る姿は、時代を超えて子どもたちの胸を打ちます。

命がけの友情をえがく表題作のほか、犬とのおかしくて泣ける物語「畜犬談」、美人姉妹の悲話「葉桜と魔笛」、ユダがキリストへの愛憎を語る「駆込み訴え」「トカトントン」「桜桃」など、感動となみだの決定版11作

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10. 『枕草子 平安女子のキラキラノート』

清少納言が平安時代に綴った随筆を、現代の子どもたちにもわかりやすく編集した一冊。
「春はあけぼの」で有名な冒頭や、自然や季節の美しさ、宮廷生活のきらびやかさを、まるで女子の“日記帳”や“推しノート”のように楽しく読める工夫がされています。

わたし、清少納言。キラキラ女子が集まる宮中で、大好きな中宮定子さまにお仕えしている。そして、思ったことを定子さまに頂いたノートに書きとめているの。例えば、好きな本の続きが読めるとうれしい! とか、恋バナって女子の友情が深まるよね! などなど……。周りの人たちも「わかる!」「私も同じ!」って言ってくれるんだ。もっとたくさんの人に読んでほしいって思っていたら、
突然、目の前にウサギが現れて――!?「ナゴンちゃんのお話、みんなに届けてあげる!」って、言い出したの! いったいどういうこと!?この子のこと、信じていいのかな……?

「春はあけぼの……」でおなじみ、一度は読んでおきたい名作、はじめての一冊。

角川つばさ文庫

まとめ

角川つばさ文庫なら、日本の古典や文学がぐっと身近になります。「初めて名作に触れる」という小学生にも、「国語力を深めたい」という中学生にもおすすめです。