テストには出ない。でもハマる!マイナー武将が主人公の歴史時代小説10選

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歴史は、暗記するものだと思っていませんか。
織田信長や徳川家康の名前は覚えても、そのまわりで戦い、迷い、悩みながら生きた人たちの物語までは、なかなか知る機会がありません。

でも実は、物語としていちばん面白いのは「主役の陰にいた人たち」です。
大将でも、天下人でもない。それでも、自分の信念を貫いた武将たちの人生は、驚くほどドラマに満ちています。

今回紹介するのは、そんなテストには出ないけれどハマる歴史時代小説10冊。
わが家の息子たちも実際に読んで、「これ面白い」「続きが気になる」と夢中になった作品を中心に選びました。

テストには出ないかもしれない。
でも、きっと心に残る。

そんな一冊との出会いになればうれしいです。

①『蝮の孫』(天野純希)

権謀術数を駆使して美濃の蝮と恐れられた名将・斎藤道三の孫、龍興は酒と女に溺れて戦嫌い。だが、織田信長に国を追われて流浪するうち、武芸に励み、兵法を学びながら次第に合戦の虜に。何度も信長に挑み、追い詰めていく……。愚将と呼ばれながらも、群雄割拠の時代の魔王に怯まず対峙し、家臣や民を愛し続けた斎藤龍興とは何者か。戦国一代記。

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②『覇王の番人』上・下(真保裕一)

明智光秀――信長を担ぎ上げ、そして葬った男。
真保裕一が、「本能寺」というミステリーに勝負を挑む!

戦乱の世を我が手でしずめてみせる! その決意を胸に秘め、明智光秀は一人の武将に目をとめる。その男とは――織田信長。やがて光秀は天下統一の夢を信長にたくし、織田軍団の先頭に立って戦いの日々へと突きすすんでいく。歴史に葬られた男・明智光秀の真実を掘り起こし、戦国の定説をくつがえす歴史巨編、堂々登場!

「武士たる者、一国を守るために命を散らすか。すべての武家をまとめて、万民に安寧をもたらすために生きるか」光秀は声に力を込めた――そのどちらを選ぶのが、まことの男であるか、と。

講談社

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③『北天に楽土あり 最上義光伝』(天野純希)

伊達政宗の伯父にして山形の礎を築いた戦国大名・最上義光。父との確執、妹への思い、娘に対する後悔、甥との戦。故郷を愛するがゆえ、戦場を駆ける北国の領主には数々の困難が待ち受けていた。調略で戦国乱世を生き抜いた荒武者の願いとは……。策謀に長けた人物とのイメージとは裏腹に、詩歌に親しむ一面を持ち合わせ、幼少期は凡庸の評さえもあったという最上義光の苛烈な一生!

徳間書店

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④『最低の軍師』(簑輪諒)

永禄八年、上杉輝虎(謙信)が義を掲げ、下総国臼井城に侵攻を開始した。総勢一万五千といわれる上杉軍に対し、臼井の兵は二千ほど。後ろ盾となる北条家からの援軍は、わずか二百五十余であった。抗戦か降伏か、紛糾する城内をまとめるため、北条の武将松田孫太郎は道端の易者を軍師に仕立てた。白井浄三である。ところが、浄三は想像を絶する奇策を次々と画策し…。

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⑤『孤闘 立花宗茂』(上田秀人)

乱世に義を貫き、天下人に「剛勇鎮西一」と恐れられた猛将の、対島津から対徳川までの奮闘と懊悩を精緻に描いた、中山義秀文学賞受賞作。

中央公論新社

⑥『白頭の人』(富樫倫太郎)

不治の病に侵された悲運の武将大谷刑部吉継の生涯を描く!!!

戦国乱世に輝く「愛と友情と義」の物語

近江の小さな寺で勉学に励んでいた大谷平馬(吉継)と石田佐吉(三成)。
ひょんなことから二人と幼馴染の少女・香瑠は、羽柴秀吉に仕えることになる。
しかし、毛利攻めで敵に捕らわれた平馬は過酷な獄中で原因不明の病に侵される。
なんとか生還するも、紅顔の美青年が、顔にしこりができ、髪や眉は抜け、残りも白髪となった。平馬はそんな自分を「白頭」と号するが、なんと顔や体が崩れ始め……。

周囲からの偏見と畏怖、その中に光る秀吉や佐吉との信頼と友情。

何があろうとも夫を支えていく香瑠との夫婦愛――。

そして、陰謀渦巻く「関ヶ原」へ運命は大きく傾く!

潮出版社

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⑦『日向景一郎シリーズ』全5巻(北方健三)

孤高の剣士だった祖父から日向流をたたき込まれた日向景一郎。臆病者とそしられ、人を斬ることをためらう齢18の青年は、祖父の遺言である「お前の父を捜し斬れ」という言葉を胸に幼少期に姿を消した父を捜す旅に出る。己はなんのために生まれてきたのか。旅先で強敵と対峙し、恋をし、女を知る──過酷な経験とともに凄味を増していく景一郎の成長と血塗られた生きざまを描く圧巻の剣豪小説、5カ月連続刊行第一弾。

双葉文庫

⑧『籠城忍』(矢野隆)

秀吉軍対北条家。膠着する籠城戦の中、忍者たちは小田原城を舞台に闇の中で激しく戦っていた。書下ろし歴史小説・新シリーズ第1作!

天正18年(1590年)、関東の雄である北条氏の本拠・小田原城が関白・豊臣秀吉の軍勢に囲まれていた。その数、10万。総勢では20万。もはや北条方に勝ち目はなかった。そんな籠城戦の中、徳川家康は伊賀忍者の服部半蔵を城中に潜入させようと画策していた。北条家の当主・氏直は家康にとって娘婿であり、包囲側の身としては困った立場にあったのだ。秀吉に謀反を疑われかねない。北条家をこの戦に導いた前当主の氏政をさらい、秀吉に謝らせるのが家康の狙いだった。だが、北条には風魔という忍者集団がいて……。

講談社

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⑨『破天の剣』(天野純希)

群雄割拠の戦国時代、九州は薩摩の戦国大名・島津貴久の四男として生まれた家久は、若年の頃より「軍法戦術に妙を得たり」と評されるほどの戦巧者であった。だが兄弟の中で家久だけが母親の違う出自の為に深い懊悩を抱えていた。家久はその思いを払拭するかのように大友宗麟、龍造寺隆信といった九州の名だたる大名と奮闘を繰り広げ、島津の九州統一の夢に奔命する。しかし、天下人・豊臣秀吉とその弟・秀長が率いる大軍が島津家の前に立ちはだかる――。島津家の知将・島津家久の波乱に満ちた生涯を描く、第十九回中山義秀文学賞受賞作、待望の文庫化!!

角川春樹事務所

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⑩『龍の右目 伊達成実伝』(吉川永青)

伊達三傑の一人として数えられる猛将・伊達成実。知略で政宗を支えた片倉小十郎に対し、主君より一つ歳下として生を受けた成実は、武勇で天下への野心を支え続けた。伊達南領の要衝・大森城の城主、伊達家第一席の重臣として、何度も政宗の危機を救ってきた右腕である。その勇猛さは、会津攻めの中核として、数多くの軍功も上げる。だがその生涯の謎とされるのが、豊臣秀次が謀殺された後の、突然の伊達家からの出奔である。右手の大火傷という将としては致命的な傷を得ながら、龍の右目にならんと生涯を戦い続けてきた猛将は、なぜ伊達を去り、また戻ってきたのか。俊英が描く、鮮やかな男の生涯。

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まとめ

歴史に興味を持つきっかけは、教科書だけとは限りません。

わが家の場合は、戦国シミュレーションゲームの代表作「信長の野望」をプレイしながら、どんどん読書の世界が広がっていきました。

ゲームで名前を知り、
小説で人生を知る。

今回紹介したのは、そんなきっかけになりやすい「マイナー武将」が主人公の作品たち。
有名な天下人ではないからこそ、一人ひとりの生き様がより鮮明に心に残ります。

テストには出ないかもしれませんが、物語として出会った人物は、長く記憶に残ります。

ゲームからでも、本からでもいい。
大切なのは、「もっと知りたい」という気持ちが芽生えること。

その一冊との出会いが、歴史を好きになる入口になりますように。