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子どもたちが夢中になる「忍者」。だれだって忍者になってみたいと一度はあこがれるものです。ドキドキする冒険やコミカルなお話、さらには歴史や修行まで、忍者ワールドにどっぷりはまってみましょう。
今回は、小学生向けにぴったりの「忍者が登場する本」をまとめました。親子で一緒に楽しめる本から、歴史を学べる本まで幅広く紹介します。
目次
1. 低学年向け
①『おとのさまにんじゃになる』
おとのさまが忍者になりたいとがんばる、ユーモラスなお話。読み聞かせにもおすすめです。
凧に張り付いて空を飛ぶ忍者を見たおとのさまは家来と一緒に忍者屋敷で修業しますが、果たして凧で空を飛べるのでしょうか?
②『にんじゃざむらい ガムチョコバナナ』
ユニークなキャラクターが大活躍! とにかく楽しく、元気いっぱいの子にぴったりです。
かいけつゾロリ作者による忍者の楽しい物語! おばけがあらわれた!?
にんじゃのガムべえ、さむらいのチョコざえもん、バナナうまがくらすまちで、大じけんがおきた! りょかんに、からかさ、かっぱなど、おばけがたくさんあらわれた! ガムべえたちは、じけんを、かいけつするため、大かつやく! 全ページにイラストが入り、ゆかいで、楽しい物語!
③『かいけつゾロリのにんじゃ大さくせん』
大人気ゾロリシリーズの忍者バージョン。イラストが多く、活字が苦手でも入りやすいです。
1おく円のねうちのある“ブウブウテレカ”を手に入れるため、ゾロリは、忍者の修業をはじめました。ところが・・・。
④『忍たま乱太郎』シリーズ
アニメでおなじみの忍たま乱太郎。ドタバタコメディで、忍者の学校生活をのぞけます。
NHK教育テレビで大好評放送中の「忍たま乱太郎」。その「忍たま乱太郎」を、セル画もたっぷりのわかりやすいお話にまとめたシリーズです。
⑤『転校生は忍者?!』
もしクラスに忍者が転校してきたら…? 学校生活と忍者が合わさった楽しい設定で、子どもが親近感を持ちやすいお話です。
10歳になったしのぶは、忍者修行のため、田舎から東京のひいばあちゃんの家にやってきました。転校先では、自分が忍者だということは悟られてはいけないのですが、ついつい忍者のくせが出てしまい、反省する日々。そんなある日、友だちのあんりの色鉛筆がなくなる事件が発生します。しのぶは密かに犯人を捜し始めますが……。
忍者の仲間に囲まれていたときには気づかなかった“人の気持ち”の大切さを感じられるようになっていく、しのぶの成長物語です。
2. 冒険&学びがつまった忍者本
⑥『忍者世界へタイムワープ』歴史漫画タイムワープシリーズ
タイムスリップして忍者の世界を体験! 物語を楽しみながら、忍者の生活や技を自然と知ることができます。
子供向けの歴史学習漫画に新シリーズが誕生! 舞台は戦国時代の忍者の世界。エマとケンジは、友達のトーマとともに、伊賀忍者の服部半蔵に会いに、戦国時代の伊賀の里にタイムワープ。伊賀の里でちびっ子忍者たちと知り合って、忍者の生活や忍術を学ぶエマたちだったが、やがて戦国時代をゆるがす大事件に遭遇する。エマとケンジ、そしてトーマは、無事に元の時代に戻ってこれるだろうか?
⑦『驚愕!リアル忍者大事典』
本物の忍者や忍具を詳しく紹介。図鑑好きな子や、「もっと知りたい!」という探究心のある子にぴったり。
世界に誇る日本の文化『NINJYA』。アニメや小説の中だけでなく、歴史上忍者は多数実在していました。本書では実在した忍者たちを「リアル忍者」と呼び、時代背景を交えつつ彼らの活動をアカデミックにご紹介します。
きっと、今まで聞いたことの無い忍者もいることでしょう。そもそも忍者はいつ生まれて、どんな生活を送っていたのか? 科学が未発達な時代に忍者が身に付けていた知識や技術とは? そんなリアル忍者に対する数々の疑問にお答えします。
忍術書を元にした、おうちでできる忍術レッスンも必見!! 様々な分野のスペシャリストであったリアル忍者たちの素顔を楽しく学ぶことができる一冊です。
⑧『忍者修行マニュアル「もしも?」の図鑑』
「もしも忍者になったら?」をテーマに、忍術や生活をわかりやすく解説。写真やイラストが多いので、パラパラ見るだけでも楽しいです。
忍術だって、タネも仕掛けもあるでござる!!
誰もが知っているようで、実は結構知らなかったりする「忍者」。もしも、自分のママが忍者の末裔だったら……? ぼくも今日から忍者修行だ!そんなありえない設定を切り口に、謎につつまれた忍者の世界をまじめに検証する、新感覚の空想図鑑。
3. 歴史にふれる忍者の物語
⑨『戦国人物伝 服部半蔵』(日本の歴史コミック版 56)
マンガで服部半蔵の生涯を学べる1冊。マンガなので本を普段読まない子にもおすすめです。
忍びの里・伊賀出身の父を持つ服部半蔵は、徳川家康の足軽となり、頭角をあらわしてゆく。シリーズ初の戦国“忍び”伝!!

本が苦手な子には、マンガで一度読んでから活字に移るという方法もいいですよ。
⑩『真田幸村と十勇士』
戦国武将・真田幸村と十勇士の活躍を描いた物語。物語仕立てなので、歴史の入口に最適です。
真田幸村と、猿飛佐助や霧隠才蔵……彼の個性的な10人の家来の大冒険。江戸時代から、庶民のヒーローとして親しまれてきた幸村の、史実とはちがう、もうひとつの物語がみらい文庫に登場!
⑪『真田十勇士』(小前亮)
小学生にも読みやすい歴史小説。戦国時代を背景に、忍者や武将の活躍を迫力あるストーリーを楽しめます。全3巻のほかに外伝1巻があります。
戦国の風雲児と呼ばれた織田信長の意志を継ぎ、天下統一を果たした豊臣秀吉。戦乱の世はここに終わり、平和が訪れるかに思えた。だがそれは見せかけの平和にすぎなかった……。虎視眈々と天下人の座を狙う徳川家康。豊臣と徳川が対決に突き進む世を舞台に、時代の波に翻弄されながらも大阪方への忠義をちかい、果敢に幕府に立ち向かう真田幸村と十人の家臣〈猿飛佐助、霧隠才蔵、望月六郎、海野六郎、穴山小助、三好清海、三好伊佐、由利鎌之介、根津甚八、筧十蔵〉の活躍を描く、絆と冒険の物語。
⑫『服部半蔵』(小前亮)
同じく小前亮さんの『服部半蔵』で、上下巻の2冊構成です。ふりがなもついていて読みやすいのでとてもおすすめです。
「天下人になれ。おれがてつだってやる」突如、若き日の家康の前に現れたひとりの忍び。ここから、天下取りを目指す徳川家康と服部半蔵の長く険しい日々がはじまる。戦国の世を終わらせた二人のヒーローの激闘を描く物語。

小前亮さんの本は表紙がかっこよく、字も大きめでふりがなもついています。
とても読みやすいので、本が苦手な子でものめり込む可能性アリですよ。
まとめ
忍者の本は「笑えるお話」から「歴史を学べる本」まで種類が豊富。
- 低学年 → 絵本・コミカルなお話で忍者に親しむ
- 中学年 → ゾロリや乱太郎で楽しく冒険
- 高学年 → 図鑑や歴史小説で本格的に学ぶ
親子で一緒に読み聞かせをしても良し、自分でじっくり読んでも良し。
本を通して、忍者の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?
