マンガばかりで本を読まない…それでも大丈夫な理由

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「マンガばかりで大丈夫?」と不安な方へ

「コミックなら読むのに、本はまったく読まない…」
「このまま放っておいても大丈夫なの?」

そんな不安を抱えている親御さんは、とても多いです。でも、最初にお伝えしたいのはこれです。

コミックしか読まない=読書ができない子、ではありません。

むしろ、「自分から何かを読む」習慣があるという点では、とても大切な土台がすでにできています。

コミックマンガを読むには、

  • コマの流れを追う力
  • セリフから気持ちを読み取る力
  • 物語全体を理解する力

が必要です。これはすべて、読書につながる大切な力です。

「文字が少ないからダメ」 「マンガは読書じゃない」
そう思われがちですが、 マンガを楽しめる子は、物語を楽しめる子でもあります。

ついやってしまいがちなNG対応

不安になると、 ついこんな声かけをしてしまうことがあります。

  • 「マンガばっかり読んでないで、本も読みなさい」
  • マンガを制限・取り上げる
  • いきなり長編の児童書を渡す

でもこれは、 「勉強しなさい」と言われてやる気がなくなるのと同じ構造です。

正しいはずの声かけが、読む意欲を遠ざけてしまうこともあります。

マンガから本へは、いきなり飛ばなくていい

多くの親がやってしまうのが、

コミック → いきなり児童書

というジャンプ。

でも、実際には
もう一段階、クッションをはさむ方がうまくいきます。

パターン1. コミック → 学習まんが → 児童書

① まずはコミックで「読む楽しさ」を育てる

  • 自分から読む
  • 最後まで読む
  • 笑ったり、ワクワクしたりする

ここで「読む=楽しい」という感覚が育ちます。

② 学習まんがで「文字と情報」に慣れる

学習まんがは、

  • 絵が多い
  • でも文字量は少し増える
  • ストーリー+知識

という、ちょうどいい中間地点

親が「勉強」として渡さず、マンガの延長として置いておくのがコツです。

学習まんがは、次の世界へ進むための「踊り場」のような存在になります。

③児童書で「物語を文章で味わう」

  • 絵が減る
  • 文章が増える
  • 想像する力が主役になる

ここで初めて、「本が読める子」へとつながっていきます。

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パターン2. コミック → マンガ要素の強い児童書

大切なのは、 マンガをやめさせることではなく、 自然に渡れる橋を用意することです。

① マンガが原作、マンガ要素のある本

すでに知っている世界観があると、 「読めそう」と感じやすくなります。

② 会話が多く、テンポのいい本

  • 一話が短い
  • 会話文が中心
  • 文字がぎっしり詰まっていない

こうした本は、 コミックに慣れている子でも入りやすいです。

③ 好きなテーマが同じ本

・ゲーム、歴史、冒険、学校生活、ラブコメなど

ジャンルが同じなら、形式が違っても興味はつながります。

コミック好きが入りやすい本

例えば、

  • 『おしりたんてい』シリーズ
  • 『かいけつゾロリ』シリーズ

これらは、

  • 絵が多い
  • 会話中心
  • テンポがマンガ的

マンガ好きの子が「これなら読める」と感じやすい児童書です。
「コミック禁止」ではなく、世界を少しずつ広げるイメージで選びましょう。

大切なのは「否定」ではなく「肯定」

やってしまいがちなNG対応

せっかくの流れを止めてしまうのが、次の行動です。

  • 「そろそろ本も読みなさい」と言う
  • 学習まんがを勉強として与える
  • 読んだかどうかをチェックする

これらは、正しいことを言っているようで、子どものやる気を奪ってしまうことがあります。

コミックしか読まない子に、今できるOK対応

  • コミックを否定しない
  • 「これも好きそうだね」とそっと置く
  • 読まなくても責めない

親が先回りしすぎないことが、 子どもにとって一番の安心になります。

まとめ

コミックしか読まないからといって、 読書が苦手なわけではありません。

  • コミックしか読まなくても大丈夫
  • コミック → 学習まんが → 児童書は王道ルート
  • 大切なのは「読むのが楽しい」を守ること

その力は、 きっと次の一冊につながっていきます。

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