小中学生におすすめ!怖いけど止まらない怪談本12選

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おばけ、学校の七不思議、SNS怪談など。なぜか子どもたちはこわい話が大好き。

ということで、今回は低学年から高学年まで楽しめる「ちょうどいい」怖さの怪談本をまとめました。

ちょっと笑えるおばけ話から、背筋がゾッとする令和怪談まで。
読書が苦手な子でもページをめくる手が止まらない、おすすめのシリーズです!

絶叫ホラー系とサバイバル系は別の記事にまとめていますので、そちらも合わせてご覧ください。

1.【低学年におすすめ】はじめてのこわい話デビュー

怖いけどかわいい、ドキドキよりもワクワクが勝つおばけたち。
読書の入り口にもぴったりの優しい怪談シリーズです。

①『おばけずかん』シリーズ

累計200万部の大人気シリーズ「おばけずかん」。2025年10月現在で41巻まで発売されています。身近なところにいる「こわくないおばけ」がいっぱい登場するので、こわい話が苦手な子でも楽しめます。

怖いけどおもしろい、「図鑑」という名の童話、「おばけずかん」シリーズ最新刊。「ひょうほんがいこつ」「おんがくしつのベートーベン」「トイレのはなこさん」などなど、毎日通っている学校にもこわ~いおばけはいっぱいいるけど、このお話を読めば、だいじょうぶ!

講談社

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②『怪談レストラン』シリーズ

全50巻の超人気シリーズ。短編集で読みやすく、図書室でも定番の一冊!

テープレコーダーを持って幽霊屋敷に入ったら、幽霊の声が入ってた! 13編の怖い話を収録。

童心社

③『怪談オウマガドキ学園』シリーズ

「怪談レストラン」シリーズの姉妹版。古今東西の民話がベースの怪談アンソロジー。お化けの学校「オウマガドキ学園」を舞台に、授業形式で先生や生徒と一緒に怪談を読み進めます。3人のイラストレーターによって描かれたキャラクターや挿絵が沢山入っているので、本が苦手な子どもたちにも楽しく読み進められます。

童心社

④『全国小学生おばけ手帖』シリーズ

全国の小学生から集めた「本当にあったこわい話」が満載。臨場感たっぷりで、読書が苦手な子でも楽しくどんどん読めるページ構成になっています。

ホラー作家の田辺青蛙が、自身が開催する子ども怪談会で聞き集めた不思議な話やこわい話、全33話をまとめた、小学生実話怪談集。マンガ家の岩田ユキがイラストを添えてコミカルに仕立て直し、臨場感たっぷりで、読書が苦手な子でも楽しくどんどん読めるページ構成になっています。子どもたちの生活をひそかに盛り上げている、素朴で突拍子もない想像力・発想力の賜物ともいえるさまざまな幽霊たち。本物の幽霊はやっぱりこわい! けど、けっこうマヌケ! きみのとなりにはどんな幽霊がいるかな?

静山社

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2.【高学年におすすめ】本格派ホラーでゾッとする読書体験を

ストーリーも文体も本格派。
怖い話を読み慣れた高学年におすすめの、深いテーマを持つ怪談たちです。

⑤『本の怪談』シリーズ

図書室や教室など、身近な場所で起きる怪談を集めた人気シリーズ。
短編中心で、読書が苦手な子にもおすすめ。

図書館で『黒い本』という怪談を借りてきたぼく。本を読み進むうちに、本と同じような恐怖がぼくの周りでも起こり始めて……。
これは現実なのか、それともぼくが本の中にとりこまれてしまったの……!? 

ポプラ社

⑥『図書室の怪談』シリーズ

本が好きな子にこそ読んでほしい、背筋がゾッとする物語。

中学1年生の大樹は、いじめられていたクラスメイトをかばったことが原因で、自分がいじめの対象になってしまった。ある日、図書室で見つけた「悪魔の本」を読み始めると、彼の周囲でおかしなことが起こり始める。彼をいじめるクラスメイトが本に書かれているのと同じような事故にあったり、幼馴染の陽奈にも異変が……。見知らぬ青年に「その本はとても危険な本だから僕に渡して」と言われるが断る。危険を感じた大樹は、神社の神主さんにお祓いをしてもらおうとしたが、すでに彼は「悪魔の本」と契約を交わしており、逃げられない運命に。図書室で出会う女の子、幼馴染、謎の青年、神主さんにもそれぞれ秘密がありそうで、真実を言っているのは一体誰なのか、大樹は呪われた本から逃れられるのか!?

ポプラ社

⑦『てのひら怪談』シリーズ

短くても怖さは本格派。スキマ時間におすすめ。

3ページの、こわ〜いお話50編!
怪談が大好きな10人の書き手による、最恐の競作集!

てのひら怪談──それは、てのひらにおさまるほど小さな小さな物語。すべて800字以内で書かれた、こわい話やふしぎな話のこと。短いから、あっというまに読みおわる。でも、油断しちゃだめだよ。幽霊やのろいの話、学校でおこった事件、聞いたこともないような変わった話……どれも本当におそろしいんだ。さあ、勇気を出して、ページをめくってみて。50編の小さな物語が、きみがやってくるのを待っているよ──。

ポプラ社

⑧ 3分間ノンストップショートストーリー 『ラストで君は「まさか!」と言う』学校の怪談

3分で読める短い怪談がたっぷり。最後の「まさか!」の展開がクセになります。

くれぐれも気をつけてくださいね。『学校の怪談』の中に、取りこまれてしまわないように──。
人気シリーズ第33弾!
美術室、屋上、音楽室、教室……学校にまつわる怪談で、あなたも後ろを振り向くのが怖くなるほど、ゾッとする。

PHP

⑨『3分後にゾッとする話』シリーズ

「ちょっと怖いけど読みたい」子にはぴったり。

一話読みきりのホラー版ショートショート。47都道府県ごとに集めた、日本の怖い昔話をモチーフに3分後にゾッとするお話をご紹介。鹿児島県には、留守番中の子どもを狙う“やまんしゃご”という妖怪。茨城県には、食い殺した相手に化けて人と暮らす山猫の化け物。お茶漬け食べたか聞いてくる餓鬼の出る滋賀県の峠など、盛りだくさん。
理論社

⑩『オカルト探偵ヨシダの実話怪談』シリーズ

「実際にあった」事件を探偵目線で解き明かす実話ホラー。リアルさと緊張感がクセになります。

吉田悠軌。怪談研究家。別名オカルト探偵。日本全国津々浦々を取材して回り、緻密な調査と冷静な分析を基に様々な怪異を研究している。彼が取材・収集した数々の奇妙な話は、出どころ不明のよくある怪談ではなく、全て体験者当人からの取材を基に書きおこしたもの。本書ではそのコレクションの中から、とっておきの実話怪談を20編紹介します。
岩崎書店

⑪『怪談売買所 あなたの怖い体験、百円で買い取ります』

テレビ朝日「ナニコレ珍百景」で紹介されて話題になりました。

兵庫県尼崎市 さびれた商店街に 怪談売買所は 実在します。
月にたった二日 あたりを妖しい気配がひたひたと覆うころ ひっそりと この店のシャッターが開くとか

世の中には 常識では考えられない 奇妙な体験をされた方が 数多いらっしゃいます
そっと当店に立ちより その体験をお話しくだされば 百円をお支払いします
逆に 百円をお支払いいただき これまでにわたしが集めた 怪異な体験談を 聞いてもらうこともできます
そうやって 一話百円で 怪談をやりとりする場所がここ 怪談売買所

本書のお話はすべて 作り話ではなく ある年の夏この世でほんとうに 売り買いされたもの
みなさまと同じ時代を生き 暮らしている方々が体験した 実話怪談です
ライツ社

⑫『レイワ怪談』シリーズ

スマホやSNSが引き起こす現代的な怪談。「こんなこと本当にありそう…」と思わせるリアルな怖さ。

霊、霊、霊…。
この世は霊であふれている。
新時代(令和)の心霊ストーリー(霊話)が、大人気「5分後の隣のシリーズ」に登場。
5分で読めて一晩中怖い、怪奇と恐怖の怪談短編集!

例えば、こんな話が…
・ライブ配信中のアイドル。その背後に何かが映った…
・病院中に現れる、おばあさんの霊!
・幽体離脱したまま、元の体に戻れなくなった!
・自分以外、誰もいないのに…勝手に光りだすエレベーターのボタン
・ファーストキスの相手は、幽霊だった!

全24話掲載。

Gakken

まとめ

子どもたちってなぜかこわい話が大好き。こわい話が好きな子にはもちろん、普段本を読まない子にもおすすめです。

「こわいけどおもしろい。」そんな本で、読書がもっと好きになりますように。