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通学前の朝読書や、ちょっとしたスキマ時間。
「本を読みたいけれど、長い物語を読む時間はない」という中高生も多いのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのが、短編小説や連作短編集です。1話ごとに区切りがあり、短い時間でも物語の面白さをしっかり味わうことができます。朝読書はもちろん、通学時間やちょっとした空き時間にもぴったりです。
朝読書やスキマ読書の本を選ぶときは、次の3つのポイントを意識してみましょう。
① 1話ごとに区切りがある本を選ぶ
② 導入が早く、すぐ物語に入れる本を選ぶ
③ 興味のあるテーマの本を選ぶ
この記事では、朝読書やスキマ時間でも読みやすい中高生向けの短編集・連作短編集を15冊紹介します。短い時間でも物語の魅力を味わえる、読みやすくて面白い作品を集めました。
読書の入り口としてもぴったりの本ばかりなので、気になる一冊をぜひ見つけてみてください。
小中学生向けの朝読書の本はこちら
目次
①『給食アンサンブル』(如月かずさ)
転校先の学校に馴染むのを拒む美貴、子どもっぽいのがコンプレックスの桃、親友の姉に恋をする満、悩める人気者の雅人、孤独な優等生の清野、姉御肌で給食が大好きな梢。6人の中学生たちの揺れる心が、給食をきっかけに変わっていく。やさしく胸に響くアンサンブルストーリー。
「七夕ゼリー」「マーボー豆腐」「黒糖パン」「ABCスープ」「ミルメーク」「卒業メニュー」の6品がつなぐ連作短編集です。
②『虹いろ図書館』シリーズ(櫻井とりお)
いじめがきっかけで学校に通えなくなった小学6年生のほのか。居場所を探してたどりついた古い図書館で出会ったのは――。
第1回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞した傑作小説!
③『サクラ咲く』(辻村深月)
図書室の本に挟まれた、助けを求めるメッセージ。あなたは誰?
若美谷中学1年5組の塚原マチは、自分の意見を主張できない、頼み事を断れない、そんな性格を直したいと思っている。ある日、図書室で本をめくっていると、一枚の紙が滑り落ちた。
そこには、ていねいな文字で「サクラチル」と書かれていた。
貸出票には1年5組と書いて、消された跡がある。書いたのは、クラスメイト?
その後も何度か同じようなメッセージを見つけたマチは、勇気を振り絞って、返事を書いた。
困っているはずの誰かのために--。
④『悩み部』シリーズ(麻希一樹)
大好評「5分後に意外な結末」の新シリーズがスタート。高校を舞台に、個性的な通称「悩み部」のメンバーたちが、事件の解決に大活躍! 感動40%、笑い30%、人生の教訓30%、そして、意外な結末100%! どこから読んでも楽しめる、全20編。
⑤『5分で読める!ひと駅ストーリー』シリーズ
駅から駅までの間で起こる物語を乗車編・降車編に分かれて総勢43名の作家が描きます。
乗車編では『さよならドビュッシー』中山七里さん、『果てしなき渇き』深町秋生さん、『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』友井羊さん、『魔法少女育成計画』の遠藤浅蜊さんなど、22名が参加!
【執筆陣】※五十音順
浅倉卓弥、上原小夜、遠藤浅蜊、大泉貴、おかもと(仮)、伽古屋圭市、喜多南、喜多喜久、沢木まひろ、篠原昌裕、高橋由太、拓未司、千梨らく、友井羊、中村啓、中山七里、奈良美那、深町秋生、堀内公太郎、矢樹純、柳原慧、吉川英梨
⑥『シャイロックの子供たち』(池井戸潤)
その日、銀行は戦場に変わる……。
ある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。
女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪……!?
たたき上げの誇り、家族への思い……
事件の裏に透ける行員たちの葛藤。
著者の池井戸さんが「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、原点にして最高峰とも言える傑作ミステリ。
⑦『素敵な日本人』(東野圭吾)
一人娘の結婚を案じる父に、娘は雛人形を指差して大丈夫という。そこには亡き妻の秘密が……。(「今夜は一人で雛祭り」)独身女性のエリーが疑似子育て体験用赤ちゃんロボットを借りたところ……。(「レンタルベ ビー」) 世にも珍しい青色の猫。多くの人間が繁殖を目論むが……。(「サファイアの奇跡」)日本人に馴染み深い四季折々の行事を題材にした4編と、異色のミステリ5編を収録!
⑧『どんどん橋、落ちた』(綾辻 行人)
読者に挑戦!
超難問ぞろい、驚愕必至の“犯人当て”傑作集。ミステリ作家・綾辻行人のもとに持ち込まれる“問題”はひと筋縄ではいかないものばかり。崩落した〈どんどん橋〉の向こう側で、燃える〈ぼうぼう森〉の中で、明るく平和だったはずのあの一家で……勃発する難事件の“犯人”は誰か? 本格ミステリシーンを騒然とさせた掟破りの傑作集、新装改訂版で登場!
⑨『短編工場』
スゴイ短編、厳選してお届けします!
ジャンル問わず、人気作家たちのいちばん面白い短編がこの一冊に! 2000年代、月刊小説誌『小説すばる』に掲載された中から、とっておきの短編作品12編を集めました。極上の読書体験をどうぞ。
⑩『世界ショートセレクション』
読んでみたかった、作家との出会いの一冊にきっとなる! そんなシリーズのスタートです。多くの名作を世に遺した、世界の作家たちの短編を、すべて新訳でお届けします。底知れぬ読書の楽しみへ、いざ! 絵本作家・ヨシタケ シンスケが、物語世界旅行へお連れします。この巻は、ルブランの「ルパン」シリーズから珠玉の4編をセレクト。「冒険者、冒険の愛好者」と自身を語るルパンが、知力や勇気、行動力で謎に挑む姿が光ります。
⑪『一日だけの殺し屋』(赤川次郎)
出世して福岡からやってきたサラリーマン・市野庄介は空港で、通称「踊り屋」と呼ばれる用心深い性格の殺し屋と間違われてしまう。人違いから生まれたドタバタ悲喜劇作品! サラリーマンの運命は? ユーモア&サスペンスの傑作。
⑫『2分間ミステリ』シリーズ(ドナルド・J.ソボル)
銀行強盗を追う保安官が拾ったヒッチハイカーの正体とは? 屋根裏部屋で起きた、首吊り自殺の真相は? 一攫千金の儲け話の真偽は? 制限時間は2分間、きみも名探偵ハレジアン博士の頭脳に挑戦! 事件を先に解決するのはきみか、博士か? いつでも、どこでも、どこからでも楽しめる面白推理クイズ集第一弾
⑬『5分間SF』(草上仁)
あなたはこのお話のオチ、想像できますか? 宇宙に放り出され生死をさまよう男たちが取った究極の選択とは? 恐竜を探しに降り立った惑星で取材陣が出会った衝撃の真実とは? あっと驚く結末が、じわりと心に余韻を残す、すこしふしぎなお話が盛りだくさん。いつでもどこでも楽しめるSFショートショート作品集。
⑭『逆ソクラテス』(伊坂幸太郎)
「敵は、先入観だよ」学力も運動もそこそこの小学6年生の僕は、転校生の安斎から、突然ある作戦を持ちかけられる。カンニングから始まったその計画は、クラスメイトや担任の先生を巻き込んで、予想外の結末を迎える。はたして逆転劇なるか!? 表題作ほか、「スロウではない」「非オプティマス」など、世界をひっくり返す無上の全5編を収録。最高の読後感を約束する、第33回柴田錬三郎賞受賞作。
⑮『腕貫探偵』シリーズ(西澤保彦)
「市民サーヴィス課臨時出張所」という貼り紙した簡易机で受付をしているのは、マネキン人形のように無表情な男。銀縁メガネに、白いシャツ、両腕に黒い腕貫をはめた職員。
あるときは大学の構内、病院、またあるときはアーケード街に設けられたこの臨時出張所に、引き寄せられるようにやってくる相談者はさまざまなトラブルを抱えている。殺人? 詐欺? 行方不明? ミステリアスで厄介な相談事を、受付で話を聞くだけで見事に解決する、明晰な推理力をもつユニークな安楽椅子探偵が登場した!
ユーモア溢れる痛快ミステリー連作短編集。
まとめ
朝読書やスキマ時間の読書では、「長く読むこと」よりも「気持ちよく読み切れること」が大切。
短編小説は、忙しい中高生でも読みやすく、読書の楽しさを感じやすいジャンルです。1話ごとに完結するため、朝読書や通学時間などの限られた時間でも、物語の満足感をしっかり味わうことができます。
今回紹介した15冊の中から、ぜひ気になる一冊を手に取ってみてください。
短い物語との出会いが、読書をもっと身近で楽しいものにしてくれるはずです。

