そのスマホ、本当に大丈夫?|中高生におすすめのスマホ・SNS小説10選

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「スマホ、貸して。」そう言われて、何気なくスマホを渡したことはありませんか?

友達との連絡、動画やゲーム、SNSでのやりとり……。便利で楽しい一方で、SNSでの何気ない投稿が思わぬトラブルにつながったり、ネット上の知らない誰かとつながったり。

普段はあまり意識しないけれど、スマホの向こう側には自分の知らない世界が広がっています。そんな「スマホ」や「SNS」を題材にした小説を読んでみると、いつも使っているスマホがちょっと違って見えてくるかもしれません。

今回紹介するのは、スマホやSNSをきっかけに、人間関係が揺れたり、思わぬ事件に巻き込まれたりする小説10冊。

怖い話が好きな人はもちろん、ミステリーやサスペンスが好きな人にもおすすめです。

さて、あなたが今手にしているそのスマホ。本当に、大丈夫ですか?

SNSの「人間関係」が怖い

①『SNSで繋がるあの人』

YouTuber仲間、世界的ダンサー、顔も知らないネットの人たち、学校のとある有名人。
多様性をテーマに『SNSで繋がる人』を描く4つの物語。

あの人のこと、そして自分自身のこと。物語を「君色」でみつめて。多様性をテーマに主人公と様々な距離間の人たちとの物語を収録したアンソロジー。

岩崎書店

②『エゴサ厳禁』(知念実希人)

あなたのエゴサが、人を殺す――
1日に何回、エゴサしますか?大ヒット「厳禁」シリーズ、最新作!

【警告】読了後、あなたは二度と自分の名前を検索できなくなる。自分の名前や評判をネットで確かめたことはありませんか? 現代人にとって「エゴサ」はただの習慣だが、この小説の中では「死」の合図となる。

都内で起きた連続猟奇殺人。被害者たちは全員、眼球をくり抜かれていた。父を殺された大学生・深山遥香は、殺人鬼「アイコレクター」の正体を暴くため、私立探偵に連絡をとる。
父さんが知らない誰かに殺されたなんて、絶対に許せない――。
しかしそれは、狂気の深淵への入り口だった。何者かにつけられている気配。違和感だらけの書斎の写真。すべては「犯人」があなたに仕掛けた罠……?

双葉社

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③『俺ではない炎上』(浅倉秋成)

外回り中の営業部長・山縣泰介に緊急の電話が入った。「とにかくすぐ戻れ!」どうやら泰介が「女子大生殺害犯」であるとされて、すでに実名、写真付きでネットに素性が晒され、大炎上しているらしい。SNSで犯行を自慢していたそうだが、そのアカウントが誤認されてしまったようだ。誤解はすぐに解けるだろうと楽観視していた泰介だが、成りすましは実に巧妙で誰一人として無実を信じてくれない。会社も、友人も、家族でさえも……。ほんの数時間にして日本中の人間が敵になり、誰も彼もに追いかけられる中、泰介は必死の逃亡を続ける。

双葉社

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④『何者』(朝井リョウ)

就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。

新潮社

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⑤『一億円の犬』(佐藤青南)

この犬さえいれば、人生勝ち組――
人間の欲望と犬の純真が交差したとき、噓・罪・謎が加速する。
疾走感No.1作家が放つ、傑作サスペンス!

六本木のセレブ妻という設定で、SNSにマンガ〈保護犬さくら、港区女子になる〉を投稿している梨沙。ある日、出版社の編集者から書籍化のオファーが来る。動画サイトで人気になれば億単位の収入も夢ではないという。年収一億円を夢見る梨沙は大胆な行動に出るが、想定外の“事件”に巻き込まれ……。
殺人者は誰か、噓をついているのは誰か? 一度読みだしたらページをめくる手が止められない、疾走感満点の傑作長編ミステリー!

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スマホから「事件」が始まる

⑥『奇譚ルーム』(はやみねかおる)

「都会のトム&ソーヤ」シリーズや「名探偵夢水清志郎」シリーズ(いずれも講談社)のベストセラー作家、はやみねかおるがヤングアダルト向けに書き下ろしたミステリー。
舞台はSNSの仮想空間「ルーム」。ここはホストがテーマごとにルームを設定し、ゲストを招待する。主人公の“ぼく”が招待されたのは、奇譚マニアのルーム。奇譚とは「不思議な話」のことだ。そして、このルームの目的は、一人ずつ自分が知っている奇譚を披露すること。“ぼく”以外の参加者は、探偵、人形遣い、遊民、先生、マンガ家、アイドル、新聞記者、ヒーロー、少年、そして、マーダラー(殺人者)――。「私はマーダラー。これから一人ずつ殺していくのだよ。」マーダラーいわく、「ルーム」内の死は、現実の死とシンクロしている。マーダラーとはいったい誰なのか?招かれた10人への死の制裁には何か目的があるのか?バーチャルの世界と現実の境目が溶けていく心理ミステリー。
※中学生以上の漢字にルビ付き。

朝日新聞出版

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⑦『ラストで君は「まさか!」と言う 呪いのスマホ

あなたの好きな人、嫌いな人、だれにも言えない秘密。

あなた以上にあなたのことを知っているのは、この「スマホ」なのですから。

恐怖の通知が鳴り響く……。

人気シリーズ第25弾! ぞっと背筋が凍る衝撃のショートストーリー!

PHP研究所

⑧『スマホを落としただけなのに』(志駕 晃)

麻美の彼氏のスマホを拾った男はハッカーだった。
画像フォルダを見た男は麻美を気に入り、SNSを駆使した狡猾な罠で麻美に迫る。

麻美の彼氏の富田がタクシーの中でスマホを落としたことが、すべての始まりだった。拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。一方、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され……。

宝島社文庫

⑨『スワイプ厳禁』(知念実希人)

このスマホ、絶対に見てはいけない――。大学生の一色和馬は「就職に有利になる」と聞いて「やばいバイト」に手を出す。これで稼げれば彼女との同棲もうまくいく……と始めたバイトだったが、都市伝説「ドウメキの街」を調べていくうちに、あれ、どういうことだ? 黒い服の女は誰? えっ、あれ、死体が!? 

著者初のモキュメンタリー・ホラー『閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』(9月18日発売)と対をなす、まったく新しい恐怖体験! 文庫より小さい「スマホ本」ホラー‼

双葉社

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⑩『このスマホで地下牢獄から脱出してください』(知念実希人)

18……13……7%
電池が尽きれば即、死亡!?
読む「脱出ゲーム」、開幕!

知念実希人の大人気〈スマホBOOK〉シリーズ最新作!!

高額バイトの面接――
目覚めると、そこには、顔を撃たれた死体と、見知らぬスマホがあった。
連続猟奇殺人犯アザゼルから、メールが届く。
「このスマホの電池が尽きる前に、脱出するんだ」
閉じ込められた部屋には、怪しい水槽、小さな金庫、散弾銃の弾痕が……。
電池残量が減っていく逼迫感、アザゼルに追い詰められる恐怖感、果たして、脱出できるのか!?
衝撃のラスト!

実業之日本社

まとめ

今回はSNSでの人間関係が怖くなる本から、スマホをきっかけに事件が始まるストーリまで、10冊をご紹介しました。

どれも、普段使っているスマホやSNSが登場するからこそ、「もし自分だったら……」と身近に感じられる作品ばかり。

スマホ・SNSが好きな人も、ミステリーが好きな人も、ぜひ気になる一冊から読んでみてください。