SDGsを知ることは未来を考えること
近年よく耳にする「SDGs(持続可能な開発目標)」。環境問題や貧困、人権など、世界が直面する課題を17の目標にまとめた国際的な取り組みです。中学生にとっては少し難しく感じるかもしれませんが、身近な例やわかりやすい解説を通して学べば、自分の将来や社会のことを考える大切なきっかけになります。今回は、中学生におすすめのSDGs関連本を紹介します。
おすすめ本① 『10代からのSDGs』
SDGsを「学校」「食べ物」「買い物」といった日常に引き寄せて解説している入門書。専門用語を使わずに書かれているので、中学生でもすんなり理解できます。「自分にもできること」が具体的に紹介されている点が魅力です。

おすすめ本② 『世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本』
世界の課題を「自分の毎日」と結びつけながら紹介してくれる中学生にもわかりやすいSDGs入門書で、読んだあとに「自分にできること」が自然と見えてくる一冊。

おすすめ本③ 『こどもSDGs なぜSDGsが必要なのかがわかる本』
イラストや図解が多く、低学年からでもわかりやすい。中学生のSDGs入門にも最適。

おすすめ本④ 『14歳からのSDGs あなたが創る未来の地球』
少し大人向けですが、より深く世界の課題に踏み込みたい中学生におすすめ。ニュースでよく聞く「ジェンダー」「貧困」「エネルギー問題」などを、元・現役ユニセフ職員の執筆陣が、現場での経験から具体的な事例を交えて解説してくれます。
おすすめ本⑤ 『最近、地球が暑くてクマってます。シロクマが教えてくれた温暖化時代を幸せに生き抜く方法』
ユーモアあふれるシロクマの語り口で地球温暖化の仕組みや私たちの暮らしとのつながりをわかりやすく伝えてくれる、楽しみながら学べる一冊です。

まとめ:小さな一歩が未来を変える
SDGsは「大人のもの」ではなく、これから社会をつくっていく中学生にこそ知ってほしいテーマです。”Think Globally, Act locally.” 私が通っていた大学でよく使われていたスローガンですが、大きな行動をしなくても、身近なことから取り組むことが未来を変える一歩となります。今回紹介した本はどれもわかりやすく、実践的なヒントが満載です。ぜひお気に入りの一冊を手に取ってみてください。